かすにフォーカス

コーヒー豆と小豆のかすにフォーカス

 期待される効果

冷凍食品の品質保持(長期保存 海外輸出)

窓ガラスらの凍結防止 防霜効果

組織 臓器保存 など

 関西大学理工系学部が持つ研究成果をシーズとする新商品・ビジネスプランを商学部の学生が作成し、最後にグランフロント大阪で発表会・コンペティションを行うというプロジェクトが行われました。

過冷却促進物質、0℃以下で氷核の形成を抑制する物質、つまり、様々な物質が本来なら凍る温度になっても凍らないようにできる物質です。

  河原教授は、コーヒー粕(かす)や餡粕(あんかす:小豆のかす)といった本来なら捨てられる物質から過冷却促進物質を抽出することに成功されました。そのため、資源の有効利用が可能となります。

  これを利用することにより、食品の品質保持、冷凍できない野菜や果実の長期保存・輸出等への利用、さらには、食品以外の用途としても期待されています。