かかりつけ農家

 

日本一小さい農家・風来の源さんです!

こんにちは、私は石川県能美市で日本一小さい農家・風来の源さんこと西田栄喜と申します。どのくらい小さいかというと耕地面積30アール、サッカーコートの半分ぐらいになります。

▲風来の耕地です!ここから安心安全な野菜を出荷しております!

日本で農家と名乗るには認定農業者にならなければなりません。認定農業者になるための最低耕作面積は各都道府県で違います。そんな中、石川県では全国一耕地面積が狭い30アール以上が、農家認定資格の基準となっていることをご存知でしょうか?

その石川県で、風来は認定農業者の届出を出しており、耕地面積はちょうど30アール。

なので自他共に認める日本一小さい農家と言えるのです!

▲小さくても手入れには妥協を許しません!

私は、バーテンダー、ホテルマンを経て2000年に自身のふるさとである石川県で独立起農しました。

根が食いしん坊なので、小さい頃から食べていた母が作るキムチの味、それを自分が育てた素材から作ってみたい!ということが起農のきっかけではありますが、サービス業を通して培った観点から、食品の販売業者自体が自家菜園を持つことで得られる信頼感があると常々思っていました。

また、その野菜を無農薬で栽培することにより付加価値が生まれると思い、イチから無農薬栽培にチャレンジすることにしました。

「かかりつけの農家」を目指して

私は農家になってから価値観が大きく変わった出来事があります。

独立してから5年目のこと、大変だと言われている新規就農後の農業生活の中で、補助金ももらわず、借金もしない農業がまがりなりにも出来ており、自分でも気付かないうちに天狗になっていました。

しかしある時、とあるお客さんから風来の野菜について問い合わせがありました。その方は化学物質過敏症で都会にある自宅に住めず、キャンプ場の中でテント暮らしをしているとのこと。そのため、市販されている野菜さえ食べることが出来ず、安全で毎日食べ続けられる野菜を探されていたのです。

幸い風来の野菜に関しては、問題なく食して頂いており、今も定期的にご注文をいただいていますが、そのお客様から頂いた感謝の電話は今でも忘れることが出来ません。

▲風来自慢の無農薬野菜です!

当たり前に売っているものが当たり前でない。その経験からより安全でより生命力溢れる野菜を育てたい。

お客様にとっての「かかりつけ農家」でありたい、と思うようになりました。

「炭素循環農法」を実践し、より安全で生命力のある野菜を育てたい!

これまでの主流は、野菜に通常の肥料を与え、窒素分を付加していくというものでした。この農法も大変合理的ではあるのですが、東日本大震災や、先に話したお客様との出会い以降、どんなにいい資材(=肥料)であっても、自分の目で確かめることが出来ない以上、自分の育てる野菜にその資材を使用することに疑問を抱くようになりました。

そんな時に出会ったのが、「炭素循環農法」という農法です。これはそれまで無二の天敵だと思っていた雑草を、生命力溢れる野菜を育てるのに最適な肥料代わりの資材に変えてしまうものです!これはこれまで無農薬野菜を栽培してきて、雑草の対策に手を焼いていた私にとって、大変衝撃的な事実でした。

※「炭素循環農法」…野菜を肥料で育てるのはなく、土の養分で育てるという農法。自然の山々では、落ち葉が枯れゆく時に糸状菌というものが多く発生し、この糸状菌こそが土の養分を樹々に与えているとされており、

炭素循環農法は、炭素比率が高い「雑草、緑肥作物、木材チップ、稲わら、モミガラ、きのこの廃菌床」を資材の代わりに使用し、自然に近い形で野菜を育成できる。

日本一小さな農家の挑戦・「炭素循環農業」を導入したい!

そのような雑草などを、炭素循環農法に使うために必要となるのがハンマーナイフモアという農機になります。

▲ハンマーナイフモア

ハンマーナイフモアは管理機(小型耕運機)に似たような形をしているもので草を刈りながらその草を5cm単位に刻んでくれます。(芝刈り機みたいなもの)

このハンマーナイフモアを使うことで雑草や野菜の残渣、緑肥作物が野菜の養分となってくれるのです。

今回、より安全な野菜を育てるため、是非ハンマーナイフモアの購入費を皆様より募ることができないかと思っています。

いい農業の普及に向けて

今、国の農業政策は大規模化がどんどん進んでいます。果たしてそれが安全面、また環境面からみていいことなのでしょうか。はじめに日本一小さい農家と自己紹介しましたが、「日本には小さい農業が合っているのではないか」そんな想いで小さい農家を実践してきました。

実際に小さい農家とこだわりの農業は相性がいいと実感しています。どんなにいい農法であっても食べていけなければ広がっていきません。炭素循環農法がうまくいった暁には農法だけでなく小さい農業の可能性も広げていきたいと思っています。

石川県からの日本で一番小さい農家からのチャレンジ、みなさまの温かいご支援を何卒よろしくお願いいたします!

こんなお返しをご用意しました!

①1000円(制限なし)

・お礼のメール

・限定公開のレポート閲覧権(炭素循環農法での野菜の育ち具合をつつみ隠さず報告いたします(^_^ゞ)

②3000円(制限なし)

・お礼の手紙

・限定公開のレポート閲覧権

・畑MAP

・キッチンで育てる無農薬野菜栽培セット2種【風来特製無農薬土200ml×2、無農薬小松菜種10粒、無農薬水菜種10粒】